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vol.85   香川だより その三
メッセージ

08/15/2004

撮影中盤戦
写真はスタッフルームにある映画の全シーンを表にまとめたモノ。(写真 
撮影終了したシーンを日々、赤色で塗りつぶしております。
クランクインから約3週間が過ぎ、とうとう撮影は中盤戦へ…。
怒濤の毎日を過ごしております。
この表が赤色で埋まっていく度に、何とも言えない気分になります。
早く完成して、この作品を皆さんに見てもらいたいと思うと同時に、
このまま、この現場で芝居をし続けたいと思うのとが入り交じり、
嬉しい様な、寂しい様な…。
とにかく、残りの撮影期間を突っ走りたいと思います。

とーた流
長期ロケ撮影で、大きな役割を果たすのが…メシ。
疲れた身体に冷めた弁当ばかりだと、皆のやる気が日に日に落ちて行きます。
ところが、今回の現場には東京から、わざわざお呼びしたスーパー料理人
“とうたさん”がいます。(写真◆
とうたさんは、ケータリング専門の料理人で映画界ではちょっとした有名人。
皆は、とうたさんの名前からとって、トータリングと呼んでおります。
そのとうたさんが創り出すメシが、毎日毎日、僕らに感動を与えてくれます。
とにかく、美味しく、旨い。
東京に居ても、口にしたことがないような味だし、
凄くオリジナリティー溢れるメニューで一日の締めのメシを毎日、
用意してくれています。
カレー、麻婆丼、うどん、そば、カツオ丼、ゴーヤーチャンプルー…
とここに書き出せば普通に感じるのですが、出てくるモノは何かが違う。
すごくポイントを抑えていて、且つ、センスが良い。
今回、とうたさんに出会って、
料理ってセンスなんだなぁ〜っと本当に実感しました。
もう毎日、夕方近くになると、
「今日のトータリングは何かなぁ〜。」
が口癖になっています。

マッサージチェアー
実は私、大のマッサージ嫌い。
っというか、人に身体を触られるのが苦手なんです。
特に上半身を触られると、くすぐったくて仕方ありません。
だから、肩がこるという感覚が全く分からないのです。
マッサージに良く行く人を見ると、「何で?」っていつも思ってます。
しかし…。
このロケに入ってから、旅館にある足つぼマッサージ機を試してみました。
凄いバイブレーションで揺れ、足裏から脹ら脛へと振動が伝わり、
とても足の疲れが取れました。
「あー、なかなかいいモノだなぁ〜。」
更に、その横には、デーンと居座っているマッサージチェアーがあります。
電気屋さんで何度か、心地よさそうに座っている人を見て、
「本当に気持ちいいモノなのかなぁ〜!?」
っと思っていましたが、正直、
「どうせ、くすぐったいからいいや…。」
と諦め避けておりました。
が、このハードなロケで日々疲れが溜まっており、
毎日、気持ちよさげに、時には、その椅子に座りながら
眠りに落ちているスタッフを見ていると
「そんなにいいのかなぁ…。本当に疲れがとれるのかなぁ〜?」
という思いが芽生え始め、
ついに…ある日、そのマッサージチェアーに内緒で挑む事にしました。(写真)
くすぐったがっているところを人に見られたくなかったのでコソッと近寄り、
恐る恐る、椅子に座り、リモコンのボタンを押してみると…。
優しーい感じでローリングが腰から肩にかけて動き始め、
その間に、脹ら脛のクッションが足の血管を圧縮し始め、
更に、お尻の辺りからバイブの振動が始まり…
っと予測不可能な動きを始めたのです。
もうビックリビックリ。”!”状態。
それが何とも心地よく、映画「トレインスポッティング」のトリップして
ぶっ飛んだ身体が絨毯に埋まっていくシーンと同じような感覚に陥り、
思わず、
「ああああぁぁぁ〜〜〜〜……。」
それ以来、日課になっており、東京に帰ってからの購入を真剣に考えるまでに
と、何とかこの夏を乗り切れそうです。

ここ最近、東京に帰るのが怖くなってきた。
こっちに来てから、あまりテレビ、ラジオ、ネット、新聞という
情報源から遠ざかっているし、人混みも満員電車も見ていない。
毎日毎日、この作品に集中していると外の世界に全く触れる暇も余裕もない。
けど、ここまで皆の気持ちをワンパックに詰め込んだら、
とんでもない作品になるハズ…。

さぁさぁ、夏だ、サマーだ、タイムマシンだ!


P.S.
夏色一言
流しそうめん実施しました。太陽の真下で実施しました。暑くて堪りませんでした。
流しそうめんは、なるべく日陰で実施しましょう…。
vol.84   香川だより その二
メッセージ

08/02/2004

四国地方に台風上陸!
すんごい雨が降ってきました。まさにどしゃ降り。
すんごい風も吹いてきました。まさに突風。
そうなると、音や光りの問題、その他諸々の事情で撮影ができなくなります。
なので…撮影はお休み。
なので…うどんツアー決行!という運びになりました。

面白いのがうどんマニア同士の会話。
初心者の僕たちを何処に連れて行こうかと検討している会話は、

「彼処は必ず抑えるべきだけど…でも、先ずは無難な彼処でいいんじゃない?
その後、もっと上級レベルの彼処に行こうよ。
ただね〜、讃岐初心者は初めあの味はイマイチに感じるらしいから…。
特に関東からの人は…。」

何の会話だ!?って突っ込みたくなるほど、
うどんの世界は想像以上に奥が深いみたい。
何やら、うどんマニアによると、朝食べるうどんの方が断然美味しいらしく、
午前中から、スタッフ・役者で車に乗り込み、
厳選された讃岐の名店を巡って参りました。

先ずは、製麺所系の店を狙い打ち!
製麺所系とは、ちゃんとしたお店ではなく、
うどんの麺を作る製麺所がベースで、食べたい人はその傍らで食べて下さい的な店。
だから、茹でた麺を貰うとその後は完全セルフサービス。
ネギを入れて、出汁を入れて、卵を入れて、天ぷら入れて…。
で、適当にその辺で座って食って下さい、みたいな。
朝からなのに、この讃岐うどんブームからか行列に遭遇。マニアはなかなか多いぞっ。
座る椅子も空いて無く、
「こんな光景ってそう見ないよね〜。」っと呟きながら、
皆、道端で立ち食い状態。
「あぁー、車危ないよー!」って言いながら。
けど、この飼い放し状態が、私にはグッときました。
しかも、驚きは値段。一玉70円〜。
んんん〜、いいですね〜。いいですね〜。

で、肝心な味はと言いますと…
一軒目、二軒目と同じようなスタイルの店に行き、同じ”かまたま”と呼ばれる
麺に出汁を掛けて、生卵とネギを加えるものを食べました。
極力、麺そのものを味わいたかったのでシンプルに。
でも、その二軒の差はハッキリと分かりました。
舌では完全に違いを言えるのですが、言葉にすると、何でしょう…、
コシ、食感、味の個性が違うと言うのでしょうか…。
私的には二軒目の店の方が好みです。
って、そんな事をここで抜かしても、皆様に味を伝える事はできませんが…。

そうそう、もう一つ感動がありました。
二軒目の店はお婆ちゃんがやっているのですが、店に入った瞬間気付きました。
大分前に見たNHKドキュメントで、
そのお婆ちゃんの饂飩人生が取り上げられていたのです。
もう高齢で働かなくてもいいのに、夫が亡くなった後、饂飩を作り続けている様。
その日の天気や気温・湿気によって、うどんに加える水の量を微妙に変える様。
そして、おばあちゃんの味を守ろうと修行に来た若者に、作り方を教える様。
見た人いるかなぁ…?すごく良いドキュメントでしたよ。
そんな様子を見ていたので、感動も人一倍でした。

そして、最後の三軒目に突入。
締めは”釜あげ”と呼ばれる、湯につけた麺を出汁につけて食べるスタイル。
皆で大きな桶に入ったうどんを仲良くつっつきました。
もうこの辺りになると、皆の胃袋もはち切れ気味…。
けど…うどんって入るものですねー。最後までキレイに頂きました。
なんと午前中だけで、三軒の店を渡りましたよ。


「本当に贅沢な時間を過ごしているなぁ〜。」

と帰りの車中、一人呟いてみると、横にいた相棒も頷いてくれた。
撮影期間中って毎日が戦いで、精神的にも肉体的にも緊張状態。
ゆとりの時間なんて、そう有るもんじゃ無い。
けど台風が運んでくれた休息のお陰で、
スタッフ・役者が一緒になって、作品とは全く関係ない事をして時間を過ごせた。
一ヶ月後には解散するこのチーム…。
こんな贅沢な時間が、また現場で良い方向へと皆のエネルギーを循環してくれるはず。
仕事の日も、休みの日も、全部引っくるめて、本当に贅沢な時間…。

さぁ、夏はまだ始まったばかりだ。
まだまだ、サマーはこれからだ!


P.S.
夏色一言
“一瞬の夏”を、”永遠の夏”にする事ってできますか!?
vol.83   香川だより その一
メッセージ

07/25/2004

2004年、夏。
私は今、香川県にいます。
この夏は、映画の撮影でズーッとここにいます。
なので、この夏が終わるまで、皆様に”香川だより”をお送り致します。
どれくらい更新できるかは分かりませんが、楽しみにしていて下さい。

いやいや、暑い暑い。ヒジョーに暑い。
死ぬほど暑い。殺人的熱さの毎日ですね。
そんな中、毎日、汗だくになりながら仕事に励んでおります。
一日どれ位、汗をかいているかは不明ですが、
一日確実に、2リットル以上は水分補給をしております。
つくづく、「人間は水分でできているのだなぁ〜。」っと実感。
もし水分補給を止めたら、中身が全部蒸発して、皮一枚のペロンペロンになって、
風に吹かれて、あ〜サヨーナラー状態は間違いないでしょう。
皆様も、この夏は、体調管理に気をつけて下さいな。

無類の田舎好きで知られる大次郎。
香川はいい感じの田舎ですよ。
御覧の様に、昔の郵便ポストも健在だし、緑も多い。
おばちゃん率も高いし、コンビニも少ない。いい感じ、いい感じ。
町の店が閉まるのも早いし、若者達は一体何をして夜を過ごしているのやら…!?

ただ、せっかく香川に来たのにまだ讃岐うどんを食べていないのです…。
やたらうどんに詳しいスタッフがいて、いい場所を教えて貰っているのですが、
行く時間がまだ無い状況で。
聞く話によると、こっちではモーニングからうどんを食べるらしい…。朝からよ。
いやー、本場のうどん食いたいっすねぇ。
いつか食べたその日には、しっかりご報告させて頂きます。

作品の詳細が言えるのは、もうちょっと先になると思うのですが、
この映画、ナイトシーンが一つも無い為に、
ほぼ、日が沈んだら寝て、日が出たら起きての生活。
健康的っちゃぁ〜健康的な生活。
旅館の屋上に露天風呂があって、一日の締めくくりはそこで
山と月と星に囲まれながら疲れを癒す…が日課になりつつあります。
ぬるま湯の温泉に浸かっていると、ついつい長風呂になりがち。
出演者一同といろいろ喋りながら、話しながら、語らいながらいると、
最高に気持ちいいです。
チームワーク的連帯感が必要な作品なので、芝居の事、現場の事、プライベートな事、
いろいろ話して、お互いの壁を徐々に壊して、本当の”チーム”になりつつあります。
これがいい感じにフィルムに焼きつけば…っと日々、皆で精進しておりますよ。

っと、今日はこんなところで失礼したいと思います。
ではまた、次回の「香川だより」をお楽しみに。


P.S.
夏色一言
流しそうめんって、何処で食べれるの!?
vol.82   広い狭い話。
メッセージ

07/18/2004

高層ビルのエレベータに乗る。
グングン上がるリフト。ドンドン小さくなる街、人、車。
頂点に達し、下に見えるいつもよりこぢんまりした日常風景を眺める。
「あぁ、自分の存在って本当に小さいんだなぁ。」と改めて痛感。
誰もがみんな、思っている。
「所詮、私の”悩み”なんて、この広い世界に比べると、大したこと無いや。」と。
俺も思う。
「所詮、俺なんてクズだ…。」と。


ニュースは文字の如く、毎日毎日、飽きずに新しい話題を提供してくる。

昨日、自爆テロで民間人数十人が死亡しました。
汝は浮かれた平和ボケ主義者。
「あらら…、もう戦争やめて。テロやめて。」とお茶の間で呟く。

今朝、高校生が先生を刺し殺しました。
汝は考えたふりして、適当に言葉を並べる非言論者。
「今時の若者は…。日本の教育システムを根本から変えなきゃならん。」
と嘆いては、選挙日、そそくさとレンタルビデオ屋に走る。

今日午後、トラックと乗用車の衝突で家族4人死亡しました。
汝は他人思いの同情屋さん。
「まぁ…可哀想に…。家族旅行かなぁ…。4人って。…可哀想ねぇ…。」
と今夜もディナーで胃袋を満たし、ぐータラ寝ては、夏休みに家族でグァムへ。

あんたは何に本気になる+?
あんたは何処まで真剣になれる+?
あんたは一体、誰を想う+?

大宇宙のビックバンより、地球の環境問題。
遠い国の貧しい子供より、近い国の年金問題。
赤の他人の悲惨な最期よりも、我が家の将来設計。

間違ってないよ。なーんにも間違ってない。
それで良いのだ。それが正解ですよ。
知ったか振りするより、偽善丸出しの同情するより、大声で叫んでやりゃいい。

「私は、自分が一番大事です。
 自分が家族が、安全で平和に暮らせれば問題ないです。
 この地域の環境が整っていれば大丈夫です。
 その次に、この国。他国の事情まではあまり干渉したくないです。
 
 殺人事件?あー、何で起こるんですかねー。
 いろいろ問題があるのでしょうねー。
 けど、私は人を殺しません。これからもおそらく。
 死んだ人は可哀想ですね。その家族も。
 でも、私や家族に害はありません。なんで、全然OKです。

 遠い国の貧しい子供?
 あー、一応、募金してますよ、毎年。夏のテレビ番組でやってる、あれに。
 年金問題?
 これはねぇ、正直、もう諦めてます。この国のシステムに。
 これからは弱肉強食の時代でしょ!?
 なんで、自分の資産は自分で守って、老後の面倒は自分で見ますよ。
 そうできない人は?
 仕方ないんじゃないですか。国が何とかするでしょう。社会福祉も良くなってきているし。
 まぁ、努力して勝ち組になればいい事ですよ。ははは。

 地球の環境問題?
 ええ、考えてますよ。ちゃんとゴミも分別してるし、リサイクルも。
 粗大ゴミもお金出して捨てる時代ですからねぇー。
 いいんじゃないですか!?そうやっていけば。
 この間も、プラズマ買いましたよ。古いヤツを捨てて。
 いやー、少しはこの国の景気を良くしていかないと。 だはは。

 ハッキリ言ってねー、日本に生まれて良かったって思いますよ。
 金だしゃー、何でも手にはいるし、何でも食える。
 貧しい国の人達は、先進国に生まれたかったって思うらしいですよ。
 まぁ、周りから羨まれる国って事ですよ。誇りに思わなきゃ。
 広い世界の中で、先進国なんて両手も無いですからねー。
 もう、運でしょ。それは。どーしょーもない。」


愛を歌う、平和を謳う、平等を叫ぶ。
限られた価値観の中、一方的な目線で。
逆の立場に立ったつもりでも、到底届きもしないその立場。
それで真意は見えるかぃ?
それとも、真意なんて見たくもないかっ。
知らなくたって、見えなくったっていいやっ。
だったら端から謳いましょう。

「先ずは自分が一番大事なんですっ!だって私の人生でしょ!」


飛行機の離陸時に窓の外を見る。
グングン上がる機体。ドンドン小さくなる街、人、車。
その途中、下に見えるいつもよりこぢんまりした日常風景を眺める。
「あぁ、自分の存在って本当に小さいんだなぁ。」と改めて痛感。
誰もがみんな、思っている。
「所詮、私の”悩み”なんて、この広い世界に比べると、大したこと無いや。」と。
俺も思う。
「所詮、俺なんてクズだ…。」と。


P.S.
世の中には、生きたくても生きれない人が沢山いる。食いたくても食えない人が沢山いる。
学びたくても学べない人が沢山いる。頑張りたくても頑張れない人が沢山いる。
比べるんだ…。遠い世界の話じゃない…。
vol.81   熱い!
メッセージ

07/11/2004

いや〜熱い熱い。
ジメジメ、ムシムシ…。
ダラダラと滴り落ちる汗、汗、汗。
いよいよ、今年も夏・サマーの始まり、始まり、始まりっす。

アニエスベーでイベントがあった。
映画「19」とアニエスとのコラボTシャツ&時計「HAPPY」の発売記念。
色んな方々が、会場に駆けつけてくれた。
映画を通じて出会った人々、仕事でご一緒した役者さん、
昔からの友人、…そしてこのウェブサイトの告知を見て来てくれた方々。
俳優という仕事をしていると、なかなかファンの方と直接、接する機会がない。
舞台なんかをやっていれば、あるのかもしれないが、
基本、映像だけをやっているので、今回のイベントは本当に稀な機会。
だから、嬉しかった。
いつもウェブサイト宛に皆さんから頂くメールを読んでいて、
きっと僕の中にある何かを、ちゃんと感じ取ってくれてるんだなぁ…っといつも思う。
僕がここで出した言葉やモノに対して、全肯定でも全否定でもなく、
それぞれがそれぞれの人生の中から、感じた事や思った事を逆に僕に伝えてくれる。
そういう関係が築ける事が、このウェブの良いところ。
そんな関係の方々が、会場に足を運んでくれて、握手して、目を見て話せた。
話せたと言っても、大して沢山話した訳ではない。
けど、それぞれの人生の中の一時を共有できた。
それぞれの熱を直接肌で感じれた。
それが、嬉しかった。

いや〜熱い熱い。
語り出すと、かなり熱い野郎っす。
周りからも、「熱いね〜。」ってよく言われる。
けど、"熱さ"にも色んな種類があると思うのです。
私は、ジメジメ、ムシムシの熱さではなく、
ヨーロッパ系の熱さと自己分析しております。カラッとドライな感じ!?
熱く見せかけておいて、実は中まで火が通っていないコロッケ系!?
んな感じであります。

次の作品が始動しだした。
かなり面白くなりそうな映画。
まだ詳しい事は言えないけど、いろんなジャンルで芝居をしてきた人達との共演。
その撮影前に、合宿があった。
出演者が集い、芝居はもちろん、それ以外にもコミュニケーションをとる為の。
朝6時起床して、先ずは皆でジョギング。
ワークショップがあったり、リハーサルがあったり。
飯は自分たちで作って、お風呂も皆で入って。で、寝るのはテント。
そんな生活の中、共演者それぞれの個性が日々見えてくる。
ビール片手に、いろいろ話すと、更に見えてくる。
結論。
結局、皆、熱い。
さすが、皆、プロ。
形や大きさ、質や量は違えど、皆、パッションを胸に秘めている。
これをこれから、一つの映画に向かって集結していく思うと、ゾクゾクする。
どうなるかは、この夏次第。
お楽しみに。


さぁ、夏は始まりました。
ジメジメ、ムシムシ、ダラダラ流れる汗。クネクネ曲がるくせ毛。
どちらかというと寒い方がいい私にとって、むかつく夏ですが、
今年の夏は、マジで太陽と闘ってやろうと思っております。
負けない熱さで勝負に挑みたいと思っております。
それだけが、この夏を乗り切る方法です。

熱さに勝つなら、熱くなれ!

いや〜熱い熱い…。


P.S.
この夏、俺に触ると火傷するぜっ。
vol.80   篠田さんへ。
メッセージ

06/28/2004

お久しぶりです。大次郎です。
篠田さんの訃報を聞いてから数日、正直まだ心が乱れております。
僕の中で、全てが不確かであり、把握できません。

本当に、もう会えないのですか?
本当に、これから話も、声を聞く事もできないのですか?
この地球上、何処に行っても、電波は届かないのですか?
もう、これからずっとずっと、圏外のままなのでしょうか?
今、僕の中に篠田さんに伝えたい事、伝えきれなかった事があります。
だから何処かに、電波が一本でも立っている事を願って手紙を送らせて頂きます。
もし届いたならば、是非最後まで読んでやって下さい。

もう、大分前になりますよね。映画「OPEN HOUSE」の撮影から。
当時の事を思い出せば、僕はデビュー当時で本当にまだまだ未熟者でした。
芝居もそうだし、人間としても、とても幼かったです。
けど毎日、現場で篠田さんの姿を見ていると、
本当にいいモノを創り出すには、こういう姿勢で現場に居ろ。これがプロだ。職人だ。
そういう姿が、日々、とても勉強になったことを覚えています。

作品の質感をフィルムに映し出す為に、
撮影前、何種類ものフィルムでカメラテストをしましたね。
その現像されたモノを見ると、微妙なんですが色とか質感が全て何か違っていて、
無知だった僕は、とても感動しました。
その後、リハーサルでカメラと共に銀座の街に繰り出して、芝居を撮って頂きましたね。
今思うと、そこまでするカメラマンには篠田さん以外お会いした事がありません。

それと現場で、ライティング等が決まると、必ずポラロイドを撮ってましたよね。
僕は、あれが大好きでした。
映画はフィルム撮影だから、映像をその場でチェックできない分、
あのポラを見ると、そのシーンの世界観や雰囲気がとても伝わってきて、
役者として安心させられるし、何より、あの美しさにただただ脱帽でした。
(あれから、あのポラを僕も買って愛用しております。)

雑誌取材の写真を撮って頂いた時も、篠田さんの凄さをまた知りました。
朝焼けと夕日の光り(マジックアワー)の中で撮影したいから、
朝4時集合で撮影。日中は一時解散して、また夕方集合、そしてまた撮影。
と雑誌ではありえないスケジュールで撮って頂いて…。
出来上がりを見ると、すごい光りの中の写真で、まさにマジックでした。


その後、なかなか仕事でご一緒する機会が無く、お会いできませんでしたが、
時が経つに連れ、篠田さんが伝えてくれた事がやっと分かってきて、
何時しか、もう一度、篠田さんと共に仕事をする事が僕の目標になっていました。
もちろん、あの時とは違う、成長した姿を見せたいという思いが強くありました。
そう思って、一つ一つ仕事をしておりました。
で、ここ最近、やっと役者として何かが見え始めたと思っていた矢先に…。

何でなんですか?早過ぎます…。
僕が遅すぎですよね…。すみません。本当にスミマセン…。
もう悔しすぎます。本当に悔しいです…。

もちろん、人間、いや命あるもの全てがいつかは死を向かえる事は重々承知しております。
自分自身も、それを念頭に日々生きております。
でも…、それに直面すると、正直…キツイですね。
分け分かんなくなりますね…。

けど一つ、分かった事があります。
篠田さんがカメラを回して、作品を残してくれて、生きていた事によって、
“生”の意味が少し理解できました。
後は、”生”がまだ残されている僕たちが、篠田さんの魂を受け継いで、
これから良い作品を創り続けるだけです。
現場で命を賭けて、燃え尽きるまで、やるだけです。

篠田さん。
本当に、どこかで見てくれていると思って、これから精進していきますので、
胸張って篠田さんに見せられる作品が出来たなら、その際は絶対見て下さいね。
お願いします。必ず見て下さい。


最後まで読んで下さり有り難う御座いました。そして本当にお疲れ様でした。

心よりご冥福をお祈り致します。


P.S.
篠田昇(しのだのぼる=昭和27年生まれ・映画撮影監督)
平成16年6月22日、肝不全のため逝去。(享年52歳)
代表作は「Love Letter」「スワロウテイル」等の岩井俊二監督作品など。
遺作は、「世界の中心で、愛を叫さけぶ」行定勲監督作品。
vol.79   居場所。
メッセージ

06/21/2004

そこに居ると安らげる場所がある。
そこに居ると落ち着く場所がある。
そこに居ると居心地のいい場所がある。

仕事で京都に居た。
たいして観光する時間も無かったのだが、京都に行くと必ず訪れる場所がある。
これは、大っぴらに言いたくない様な場所で、マイ・プライベート・隠れ家。
京都の観光名所は、常に団体の観光客やら修学旅行生やらで大賑わいを見せているが、
そこはいつ行っても、ガラ〜んとしている。
かといって、決して寂れた場所ではない。
そんなに大きくはないが、こぢんまりした院内には立派な日本庭園がある。
縁側の座敷に座って、その庭園を眺めていると心が落ち着く。
飛行機も飛んでいない空。
電信柱もビルも見えない場所。
そんな風景を眺めながら、数百年前のこの場所にいた人達の事を想像する。
同じ日本人。
生きた時代が違うというだけで、結構様々な感覚は違うはずだ。
けど、欧州の整った左右対称の庭園より、
この不規則な日本庭園の方がいいと感じる感覚は同じなのか…。

そうこうしていると、横に若い茶髪の女の子とその母親と思われる人が入ってきた。
女の子は、まだ十代だろう。どちらかというとヤンキーちっくな出立ち。
まだまだ幼い顔の中に、どことなく寂しいのか悲しいのか…そんな表情が窺えた。
その母と子は、私の横に座り、同じ庭園を眺め始めた。

本当に落ち着く庭園なので、いつも数時間はそこに居る。
ただただ庭を見ながら、そこに居る。
今回も、ただただそこに居た。
私と、その母子、3人で…。
おそらく、1時間は過ぎただろう。
が、その母子は、まだ一言も発していない…。

気にならないと言えば嘘になる。
「こんな子が、日本庭園を見たいなんて言い出すはずがない…。
 きっと、母親に連れてこられたんだろう。
 でも、何でなんだ!?
 これからの進路の事で何か悩んでいるのか。
 それとも、彼氏の事で喧嘩でもしたのか。
 それとも、家庭の事情で、これから離ればなれで暮らさねばならないのか…。」

素晴らしい日本庭園を眺めながら、頭ではそんな事ばかり気になっていた。
すると唐突に閉院の時間が訪れた。
結局、約2時間、その母子は会話をすることなく、その寺院を後にした。
理由はどうあれ、
彼女たちにとって、黙ってそこに一緒に居るという時間は必要だったのだろう。


「貴方の居場所は何処ですか?」

黙って座りながら、自分の居場所について考えた。
それはこの国なのか、別の国なのか。
家なのか、外なのか。
それとも、そういう土地的な問題ではなく、
誰かと一緒にいる場所なのか、何かをしている場所なのか。
はたまた、その居場所を探すその道が、自分の居場所なのか。

自分が本当に生きていると実感できる場所を見つけたなら、
自分が本当にここに居ると実感できる場所があるのなら、
きっと、もっと強い人間になれると思う。

そしたらもっと、優しくなれる。


P.S.
聞かれても、その場所は絶対に教えませーん。マイ・プライベート・隠れ家なので。
vol.78   考える。
メッセージ

06/06/2004

考える。
小さい頭で考える。

昨日、眠れなかった理由を考える。
今日、何を食うかを考える。
明日、どうしたら楽しく過ごせるかを考える。

考える。
ちょっと頑張って考える。

あの事件が何故起こったかを考える。
あの戦いの結末はどうなるかを考える。
この星の行き先を考える。

考える。
ドーでもいい事を考える。

何で細いフライドポテトの方が、太いのよりウマいのかを考える。
何で××すると気持ちいいのか考える。
何で猫はニャ〜と鳴くのか考える。

考える。
でっかい頭で考える。

時間と空間とエネルギーの関係について考える。
資本主義構造の本質について考える。
真剣にタイムマシンを作る術について考える。

考える。
もしもの事を考える。

もし、宝くじが当たったら、先ず何を買うか考える。
もし、明日交通事故で死んだら、明後日からはどうなるか考える。
もし、朝が来ない夜が続けば…と考える。

考える。
不思議な事を考える。

ナスカの地上絵はどうやって描いたのか考える。
光りは粒なのか線なのか考える。
僕が見ている赤色は、貴方の見ている赤色とどこまで同じか考える。

考える。
脳みその3割足らずで考える。

結局、人間は競争無しでは生きてゆけないのか考える。
結局、人間は争いを避けては生きてゆけないのか考える。
結局、人間は人間のエゴだけの為に生きているのか考える。

考える。
当たり前の事を考える。

何故、人が人を傷つけるか考える。
何故、人が人を思いやるか考える。
何故、人が人を愛するか考える。


「もう疲れたよ…。これ以上考えるのはよそう…。」

それは”逃げ”なのか、”諦め”なのか…。
それだけは、したくない。してほしくない。
体を包む温かい毛も、獲物を射止める鋭い牙も爪もない、
本当に弱い生き物だけに与えられた武器に違いないから…。

考える。
そして声に出して話そう。
恥じらいや遠慮をどこかにしまって。
そしたら、まだまだ変わるかもしれない。


P.S.
いつか、何にも考えないで生きてみたい。そんな芝居をしてみたい。
vol.77   俺に給食食わせろ!
メッセージ

05/24/2004

前々から気になって仕方ない事がある。
昼時、近所の小学校から醸し出される給食の香りを嗅ぐたびに、
「あ〜、昔は毎日給食食べていたんだなぁ。」
という哀愁と共に、
「それにしても、いい匂いしてるな…。
当時、あまり美味しかった記憶は無いのだけれども、果たして、現在は…?」
という疑問と、現在の給食に対する好奇心でいっぱいになる。

今でもパン主流なのか?毎日、牛乳なのか?
カレーの日は絶対におかわりの取り合いだったよなぁ。
ああ〜、まだ男子どもは牛乳の一気飲み対決やってんのかぁ?(よい子はやっちゃダメ!)
人が牛乳飲んでる時に、その牛乳が吹き出すまで笑わせるのに頑張ってたよなぁ〜。
そういやぁ、ヤクルトみたいな別名のヤツがたまに出てきたなぁ…。

こんな事を、いつも考えていたので、
会う人会う人に何気なく給食の話題を振ると、結構盛り上がって面白い。
我が小学校では、確か、米飯の日は月二回ほどで、
残りはコッペパン、チーズパン、レーズンパンのローテーション。
正直言って、毎日米を食いたかった。
パン工場見学の際に貰った、焼きたてのパンは忘れられないほど美味しかったが、
毎日出てくる、学校のパンは冷めててカスカスで…とにかく嫌いだった。
よく、ある奴の机の奥から、見るも無惨な数ヶ月前のパンの化石が発見されたものだ。
だから、米飯の日になると男子どもはワクワクしていた(はず)。
カレーの日になると必ず、1杯目は急いで食べて、おかわりする人にエントリーをし、
ジャンケンでそのおかわりを争っていた。
しかし、そんな話をすると、ある人は、毎日ほぼ米飯だったと発言した。
おいおい…地域によって違うのかよ…!うっ、羨ましい…。
当時の俺の苦しみは何処へ…!?

で、次に面白いのが牛乳。
我が小学校では、毎日牛乳。しかも、重い瓶に入ったもの。
給食当番になると、給食室から教室まで、その重い牛乳瓶を運ばねばならず、
階段を上る時は、上の方が楽。いや下。いやいや同時に上るのが一番楽。と言っていたもの。
が、ある人に言わせると、
「瓶って何?ウチはパックだったよ。」
「……は!?」
当時の俺の苦しみは何処へ…!?あんなに重かったのにぃ〜…。
確かに、年に数日だけパックの日が存在した事を思い出した。
消防訓練の日かナンかで、給食がお休みの時だけ、三角の牛乳パックを貰ったような…。
全国的に、どこも毎日牛乳は同じらしい。
ただ時代的に、牛乳の代わりに脱脂粉乳を飲まされていたから、
今でも牛乳は飲めないという人もいた。
そうか、そうか。皆、色々あるわなぁ。俺も我慢しなきゃ…。

で、今はどうなんだ!?っと思っていた矢先、
仕事で小学校ロケがあったので、こっそり献立表を覗き見てやった。
すると…。目を疑う様な文字が角膜に飛び込んできた…。

「ぺッ…ペペロンチーノ…!?」

ありえない!小学校の給食にパスタ。しかも、ペペロンチーノって。
俺がペペロンチーノを初めて聞いて口にしたのが高2の時だぞ!!
そんなモン、今から食っていいのか!?
俺たちの時は、全ての麺類はソフト麺たるものだったぞ!!
給食って、もっと質素なものなんじゃないのか!?
っと個人的な怒りを抑えつつ、子役のガキ共に、今の給食事情について調査した。
すると…。耳を疑う様な言葉が鼓膜に突き抜けてきた…。

「クッ…クロワッサンにメロンパン!?牛丼にサッ…サイコロステーキ…!?」

ありえない…。マジでありえない…。
もう、夢も希望もない。喪失感が漂い始め、自身のアイデンティティーも吹き飛んだ。

「ったく、最近のガキ共は…。」

と言いかけて止めた。オッサン丸出しを辛うじて避けた。
が、更にガキ共が口にする単語を聞いていると、噴火して蒸発しそうになった。
デザートには苺、サクランボ、メロン、そしてショートケーキが出る日もあると言う。
ついでに、”セレクト給食”たるものが存在するらしく、
例えばエビフライかステーキかを自分で選べるらしいのだ…。
更に言えば、イタ飯オンパレードのイタリアンデーたる日も存在するらしい…。

「…………すごいね…。」

やっと口に出た言葉がこれだ。

ありえない…。真剣にありえない…。
ここまで、甘やかしていいのだろうか?
戦後、小麦粉・脱脂粉乳給食に苦しんだ方からすると、ある意味そこから脱皮している分、
いい方向に向かっていると思われるかもしれないが、これは明らかに甘やかしだろう。
確実にハングリー精神の欠けた人材が育つに決まっている!
ってか栄養学的にこれで大丈夫なのか!?とオヤジ的発言を抱えつつ、実は…

「一度、食べてみたいぞ…。学校でお昼に食べる、その料理を…。」

もう呆れを通り越して嫉妬になってきた。


日を追う毎に、給食への憧れは強くなっていき、調査を進めていくと、
都内に給食を出しているレストランがある事が判明した。
が、これは当時を懐かしむ為用で、昔の給食が出されているらしい。
リクエストは、”今の給食”を食べたいという事だ。
いや、もう”給食”と言うには相応しくないかもしれない。
あえて言うなら、”高級甘やかしランチ(税込み)”…か。

このままジッとしてても埒が明かん。
そして、ここまでこのメッセージを読んで下さった皆様の為にも…と勇気を振り絞り、
昼時、いい香りが漂っている近所の小学校へと足を運んだ。
絶対頼み込んで、給食の余りを分けてもらうぞと思いながら、
給食室らしき場所の前でチャンスを窺っていると…、
何とタイミング良くおばちゃんが出てきた。今だ!っと思い、声を掛けた。

「すっ、スミマセン…。あのぉ〜。」

「来訪者の方は正門のインターフォンを押して下さい。最近、いろいろあるでしょ。」

「すっ、スミマセン…。」

夢は無惨にも砕けた。正門から入る勇気は振り絞れなかった…。
嗚呼、誰か、俺に給食食わせて下さい…。
いやっ、もっと強気に、

「俺に給食食わせろ!!」


P.S.
注意:給食例は、場所や土地柄によってかなり違うみたいです。
vol.76   エネルギー袋
メッセージ

05/13/2004

エネルギー[Energie(ドイツ)]
活動の源として体内に保持する力。活気。精力。
物理学的な仕事をなし得る諸量の総称。        [広辞苑より]

減量をした事がある人なら分かると思うが、食べたい物を我慢し、
空腹状態でいる事って結構キツイ。
イライラしてくるし、我慢我慢ではち切れそうになる。
ボクサーの減量は半端無いらしく、水でさえ計算して我慢しながら飲むらしい。
朝起きたら、口の水分が枯れ果てて、舌が口内にくっついているくらい。
余程の精神力が完璧な肉体を創っているのが窺える。
反面、ある役者さんが言っていた。
「減量頑張りすぎると、頭の回転が悪くなり、セリフが全く覚えられなくなる。」
それも分かる気がする。
広辞苑が説く通り、活動の源=食事=エネルギーをちゃんと取らないと、
生きるエネルギーが湧いてこないよな。

最近、食事以外のエネルギーを摂取した。

“てるてる”で共演した岸谷五朗さんの舞台を見させてもらった。
凄かった…。一言で言えば凄かった。
役者としてはもちろんながら、作・演出も自身でやられている舞台。
サザンの楽曲が全編通して使われており、それと芝居が絶妙にマッチしていた。
山本寛斎さんの衣装がとても魅力的で、作品の世界観を確立させていた。
何より、舞台上で踊り、歌い、走り、戦い、精一杯演じている岸谷さんがとても魅力的で、
そのエネルギーがこちら側にもちゃんと届いた。
見終わって興奮冷めやらぬまま、舞台裏の岸谷さんに挨拶しに行くと、
疲れているだろうが良いエネルギーを出した後の表情の岸谷さんが居た。
感動した事を伝えると、こう言われた。
「邪道も極めれば、なかなか凄いだろっ。」
邪道かどうかは僕には判断出来ないが、その言葉通り、極まった作品だったと実感した。
現場で一緒の時も、もちろん色々勉強になったが、極みの作品を見せられて、更に、
凄まじいエネルギーを感じる事が出来た。


今現在、唯一、アルバムを出せば必ず買うアーティストがいる。
Mr.Childrenの「シフクノオト」を聞いた。
毎回、思う事なのだが、ミスチルのアルバムはいつもアルバムとしての意を成している。
ストーリーがある。情景が浮かぶ。詩の内容と旋律が体内の奥の奥まで届いて気持ちいい。
今回のアルバムもやられた…。
シングルとして何度も聞いていた曲達が、アルバムの中に入ると、
また違う曲に聞こえてくる。世界が明らかに広がっている。
そこには一貫した思いが詰まっていて、
初めから最後まで聞いて初めてアルバムタイトルの意味が解釈できる。
私服か至福か。
そんなオト達が僕の体内に入って、これから当分、僕のエネルギーになる事は間違いない。


いいエネルギーが集まった現場で仕事をした。
それぞれが、体内に溜め込んでいたエネルギーを良い方向に飛ばし、ぶつけ合えた。
僕も出した。そして、更に良いエネルギーを受け取った。
本来あるべき物作りの場とは、こうでなくちゃと思った。
本気で生きている人のエネルギーって周りを動かす。
本気の本気の人はエネルギーの量も質も方向もブレがない。
あとは、これを観てくれた方にもこのエネルギーが伝われば最高だなと思いつつ…。
お楽しみにして下さいな。


最近、年を喰ったせいか、無駄なエネルギーを使わないように生きている。
なるべく溜めて溜めて、ここぞ!という時に出せるように生きている。
貰う量は意外と制限無く、色んな方から凄い貰っている。
食えば食うだけ出したくなるのと同じ。
貰えば貰うだけ出したくなるし、良い循環。

食事は人間に必要なエネルギー。間違いない。
けど、胃袋と共に、心にもきっとエネルギー袋があるはず。
溜めて、出して、受け取って…。
豊かな心を創りましょう。


P.S.
寝溜め、食い溜めできればなぁ〜ってよく思う。
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